元iPhone修理屋さんが綴る、本音ブログ

iPhone修理している皆さん自分が代弁しますよ。本音を。

「次は手帳ケースに入れます!」だと、また割りますよ。

どうも、元iPhone修理屋のろあです。

 

iPhoneを修理された方で、修理後にお決まりのセリフがあります。

 

「次は手帳ケースに入れます!」

 

次にiPhoneを割らないために、お客様がかなりの確率でこのセリフをおっしゃいます。

 

・落とした時にクッション性があって割れにくいですよね?

・手帳ケースに入れてなかったから割れたのだ。

 

お客様のご意見はそういった理由のようです。

 

単刀直入に言いましょう。

 

iPhoneを割らないためには…

 

【落とさないでください。】

 

はい、とても簡単なことですね。

決して意地悪で言ってる訳ではないですよ。そんなの当たり前だ!なんて声も聞こえてきますが、先程のお決まりのセリフをもう一度みてみましょう。

 

「次は手帳ケースに入れます!」

はい、この方落とすことが前提ですよね。

 

手帳ケースが悪いとは言ってません。

自分も手帳ケースを使っています。

 

手帳ケースのメリットは、カバンの中に無造作にiPhoneを入れても画面に他の物が当たらないから安心、だと思っています。

勿論落とした時にクッション性があるとは思いますよ。

 

ただ、何度も言いますがiPhoneは精密機械。

 

落としたらダメなんですよ。

 

だから、修理後にお客様は本来こう言うべきなんです。

 

「落とさないためにはどうすればいいですか?」

 

そう、意識の問題。

落とした時に割れないためにどうすればいいのか考えるのは、次の段階。

 

まずは、どうしたら落とさないようになるかを考えてみてください。

それでも落としてしまう危険性はあります。その為の保険として、保護フィルムであったり手帳ケースなどで二重の対策をするのです。

 

iPhone5以降、ベゼル(iPhoneのフレーム部分)はアルミで出来ています。

落とせばヘコみますし、ヘコめばどんな強化保護フィルム付けていても割れますよ。

手帳ケースつけていても、落とした衝撃でパネルが割れずに液晶だけが壊れてしまうこともあります。

 

ボクが落としたことないのは、「落とさない為の工夫」をしているからです。

今ではリングストラップであったり、バンカーリングといった商品が売られています。

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落とさない工夫、考えてみたらいかがでしょうか?

 

それでも万一落として壊れてしまったら、街の修理屋さんを利用しましょう。